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売り出し価格のつけ方マンションの売り出し価格は、成約したい価格帯の5%程度を上乗せするのが一般的です。たとえば2,000万円で売却したいと思ったら、2,000万円に5%ほど上乗せして売却するのがよいでしょう。最近では、買い手も値引きを前提に交渉してくる場合が多いため、売り出し価格は端数だけでも上乗せしておいたほうがよいでしょう。 不動産会社の担当者の説明を聞いても、納得できない場合は自分自身が納得できる値段でまずは出してみてもよいでしょう。 もしかしたら、購入を急いでいる方が、「このマンションが希望にちょうどあう」「学区内で探しているためここのマンションでないとだめだ」といった理由で高く売れる可能性もあります。そのような買主は、毎日マメにネットをチェックしたり、チラシを見ていますので、2~3週間内に反応があるはずです。そういった反応を見てから査定価格に基づいて値段を下げてもよいでしょう。ただし、市場からあまりにもかけ離れた価格で出さないようにしましょう。最初は高い価格で設定して期待をしてしまいそうですが、高い価格で売り出して徐々に下げていく方法はおすすめできません。例えば、なかなか売れずに50万円ずつ段階的に下げていく方法よりも、一気に200万ほど下げ(売値の5~10%程度)、その代わり、これ以上はもう下げません、という態度で値付けしたほうが良いでしょう。 「待てばもっと下がるかも」と買い手が期待をするからです。 |